処分場問題

 備中沢住民アセス鳥類調査

東日本大震災以後、備中沢住民アセスの調査もペースダウンを余儀なくされ、現在に至っています。 とは言っても、調査に関わってきた人たちは、備中沢の自然を見捨てることはありません。 人間社会や経済という舞台の上だけで人が生きていけるという錯覚が、…

 早春の備中沢より。

昨夜からの雪が今朝までに10センチも積もっています。 こんな日は開き直ってブログのアップでもしましょうか。ここの所付けている日記(手書きの)を見返してみると、なんと今回の雪は、12回目です。 3月10日の雪の写真も有ったのでおまけに付けておきましょう…

 備中沢住民アセス 鳥類調査 2009−09−28

本当に雨の少ない日が続いています。 備中沢のカクレ池の水も干上がっていました。 下流部の棚田ではすでに稲刈りは終わっていました。 今年はコンバインも傷まずに快適な稲刈りだったのではないでしょうか。 写真は天日干しの田んぼです。 バインダーで刈っ…

 北沢地区汚染拡大未然全防止対策説明会

北沢地区というのは、19年前に大量の不法投棄があった場所です。 この処理を巡り、「県営の管理型処分場を造って解決を図る」という、 地元住民にとっては、なんとも理不尽に思える方策が画策され、推し進められてきました。この計画に疑問を持った反対住民…

 備中沢住民アセス鳥類調査  2009−06−29

梅雨の晴れ間の3日目というラッキーに恵まれ、 晴天の中、月例の鳥類調査を行ないました。今回はAM 5:00スタートです。 早起きを苦にしない世代が本日は集まりました。(失礼)鳥類調査結果は以下です。 ◆下流側 ホオジロ、ウグイス、ヤマガラ、ヒヨドリ…

 備中沢住民アセス鳥類調査2009−05−25

6月6日の「野鳥の会栃木県支部主催の備中沢探鳥会」(http://d.hatena.ne.jp/banbiyan/20090428) に先んじて、5月25日に定例の鳥類調査が行なわれました。この節は、冬鳥が夏鳥に入れ代わっているのですが、木の葉も茂りその姿を見るのは結構むずかし…

 住民アセス備中沢鳥類調査 2009−02−26

一月の調査は雨の中での強行となりましたが2月も雨の多い月となっています。 週間予報も雨マークが並んでいましたがこの日は何とか曇りに恵まれました。 贅沢はいえません。今回備中沢下流部の谷津田沿いの道では、いつになくたくさんの鳥が見られました。 …

 備中沢住民アセス鳥類調査(2009−01−30)

備中沢住民アセスのブログ掲載が滞ってしまいました。 2008年5月からも月一回の調査はずっと継続しています。 その間のネタ、写真もたくさん有るのですが、ここにアップする時間的余裕が無く 現在に至ってしまいました。謹んでお詫び申し上げます。その…

備中沢 探鳥会報告(08−04−26) & 備中沢住民アセス鳥類調査(08−04−30)春は、畑もさることながら自然保護系住民運動も忙しいです。 先のスプリングエフェメラルの観察、調査に引き続き、鳥関係のイベント調査が連続しましたのでまとめて報告…

  春の妖精in備中沢

妖精の存在を感じさせるような山。 備中沢を歩くと、人間がいじりまわしそこなった自然の合間からそんな空気を感じることがあります。 備中沢を歩くと妙に疲れるという人がいます。妖精に精気を吸い取られているのかも、 な事は無いでしょうね。「スプリング…

備中沢住民アセス 鳥類調査   2008−02−23

二月の下旬にしては寒い日が続きます。家も、布団も、ストーブも無い野生動物たちも「今年は寒いねー」などという会話をしているのでしょうか。 私は、多分していないと思います。今回は、腕の上がった(?)鳥の写真に集中してみました。 しかし、「そうは問…

備中沢住民アセス 鳥類調査 2008−01−26

遅報です。昨年暮れから始めた大掃除がいまだに終わりません。 “ブログを書く暇があったらお片付け”モードで暮らしていました。気がつけばかれこれ一ヶ月の空白となりました。ネット上への発信も、「これ、私は一体何をしているの?」という疑問符を常に持っ…

備中沢住民アセス 鳥類調査 2007.12.22

この時期にしては暖かな朝でした。今月は7:00スタート、参加者は5名です。今年最後の調査になりましたが、「継続は力なり」、2008年も引き続き各種調査を続けてゆく予定です。来年もまた備中沢の自然を楽しんでください。 本日の報告に入ります。(今…

備中沢住民アセス 鳥類調査 2007.11.28

秋から冬へと移り変わる備中沢を朝7:00~午前中いっぱい5人で歩きました。新聞報道では県がこの予定地の約3割を買収したとのことでしたが、我々からすると 「まだ3割」という気もします。地権者が変わろうとここを住処とする多くの生き物達にとっては…

備中沢住民アセス 鳥類調査 2007.09.27

那珂川町の県営処分場予定地、備中沢で月例の鳥類調査が行われました。 今月も鳥は端境期なので他の動植物に目がいってしまいました。 写真を添えて解説してゆきます。ツチアケビ> 7月の調査のときはまだ花が咲いていましたが今は実だけになり、その実も随…

備中沢住民アセス 鳥類調査 2007.08.27

今月は6:00のスタートとなりました。 参加者は中年調査団プラス若い女性一名。夏季、特に今頃は鳥に関しては端境期です。 その分、他の動植物に目が向いて随分と長時間の調査となってしまいました。8月末とはいえ、猛暑の名残と湿度の高さで身体は汗び…

 備中沢住民アセス 鳥類調査 07.07.28

7月28日朝5:00スタートで備中沢の鳥類調査が行われました。 今回参加したのは五十路を過ぎたおじさんばかり総勢で5名でした。 スタートが朝早すぎて、年寄りしか集まらなかった、なんて言うと、お叱りを受けるかもしれませんが、 調査のほうは鳥以外にもい…

備中沢一人歩き

県営の産廃処分場予定地 「備中沢」 を今までに何度歩いたでしょう。住民アセスで動植物の専門家の方と歩く調査はいつも大変楽しいものです。 始めの頃は分からなかった植物、鳥、昆虫など、さすがに100回を越える沢歩きのおかげで少しは分かるようになって…

備中沢鳥類調査

本日の調査は朝7:00スタートでした。 その頃の空は一面の雲でしたが、時間とともに雲ひとつ無い青空へと変わっていきました。もう何十回目になるのか、通う毎に色々な自然を見せてくれる備中沢です。今は冬の鳥が姿を現す時期です。 カシラダカ、ルリビ…

横井久美子コンサート

那珂川町の人にとって、自然て、きっとあって当たり前のものなのだと思います。 私(バンビやん)は子どもの頃を埼玉の浦和で過ごしたのですが、今ではあの頃の自然(メダカやタナゴ、ドジョウにはよく遊んでもらいました)は完全に無くなりました。だから、そ…

ハラペコ青虫のお友達

備中沢ではもう3回も環境アセスメントが行なわれています。栃木県によるアセスは2回。 1回目は2002年に最終処分場の適地性判断のためのアセスというものが行なわれたのですが、これは事業アセスに入りそこなった県が住民の同意なしに行った苦肉のアセ…

ハラペコ青虫発見

今日は備中沢の自然探索会が好天のもと行なわれました。巨大なドジョウ、ホトケドジョウ、オニヤンマのヤゴ、クワガタ、カブトムシなどを発見。大人も子供もこのときだけはコミュニケーションの世代間ギャップ無く大はしゃぎでした。色々な発見の中で私が一…

備中沢夏の探索会のお知らせです。

夏の備中沢を歩いてみませんか?皆さんもご存知の通り、今、備中沢に県営の「産業廃棄物最終処分場」を作る計画が着々と進行しています。 県が自ら指定した自然公園を最終処分場にするとはどういうことなのか? 県が処分場適地と結論付けた備中沢とはどういう…

シマヘビのお昼ご飯

4月22日のことです。(タイムラグがあってすみません。)那珂川町の馬頭最終処分場建設予定地である、備中沢でハチの観察会がありました。 天候にも恵まれ、新緑を吹き始めた木々がいよいよの春を告げているようでした。 ほとんどが落葉樹の環境なので、晩秋か…

没原稿

だいぶ前にA新聞の投稿欄に送った原稿が残っていたので,せっかくだからブログに載せてしまえ、というわけで、以下その原文です。<住民アセスの 成果生かして>私の住む栃木県那珂川町の備中沢という所で、小さなハチが見つか った。この場所は県が現在、産…

没原稿

だいぶ前にA新聞の投稿欄に送った原稿が残っていたので,せっかくだからブログに載せてしまえ、というわけで、以下その原文です。<住民アセスの 成果生かして>私の住む栃木県那珂川町の備中沢という所で、小さなハチが見つか った。この場所は県が現在、産…

なぜ ボクがショベルカーにぶらさがったのか

3月28日に那珂川町で絵本作家の田島征三さんの講演会がありました。 演題は「なぜ ボクがショベルカーにぶらさがったのか?」。現在、那珂川町には県営の産業廃棄物最終処分場の計画があります。 この反対運動をしている、「那珂川町の自然と環境を守る会」の主…

備中沢(処分場予定地)で野鳥の調査

今日は(定例)月一回の鳥の調査。四季を通して色々な鳥とあえる楽しみなひと時。今はヒヨドリ、カケス,カシラダカ、ヤマガラ、シジュウカラ、キセキレイ、カラス、 ベニマシコ、ホウジロ、シメ、シジュウカラ、ノスリ、ヤマガラ、などが見られました。写真…