備中沢住民アセス 鳥類調査 2007.08.27
今月は6:00のスタートとなりました。
参加者は中年調査団プラス若い女性一名。
夏季、特に今頃は鳥に関しては端境期です。
その分、他の動植物に目が向いて随分と長時間の調査となってしまいました。
8月末とはいえ、猛暑の名残と湿度の高さで身体は汗びっしょりでした。
その汗にウラギンシジミが寄ってきたりして、トラップ効果を喜んでおりました。
帰ってから図鑑で見ていたら、「ウラギンシジミはフンや腐った果物に集まる」とありました。
我々は“そんな物”だったのかと,笑ってしまいました。
今回のショットを何枚か紹介いたします。
<アカハネナガウンカ>
このキャラクターは一流でしょう。
<ヨモギシロテンヨコバイ>
小さくて(5〜6ミリ)見落としてしまいそうですがアップにするとこんなにきれいです。
備中沢の水辺では普通に見られます。
<ノシメトンボ>
田んぼはそろそろ収穫時期を迎えています。イノシシよけに網を張り巡らせています。
その支柱の竹は彼らの格好の休憩(?)場所です。場所取り合戦も見ていてあきません。
<ハンミョウ・無残>
ミチオシエという俗称を持つこの美しい昆虫ですが、車に道を教えようとしたのでしょうか。
県版リストで危惧種に選定されていますが生存への脅威として「道路の舗装」とありました。
「ごめんね」、と言っても許してくれないだろうけれど。
<マムシ>
橋の上から川面を見ると見事な銭型模様の蛇が。
暑いときはマムシも水浴びをするのか、カエルを追いかけていてついつい入ってしまったのか定かではありません。
<天然の盆栽>
砂防堤の上流に堆積した土砂のため、何本もの杉の木が立ち枯れました。
残った株にはコケやシダ、イワタバコなどの植物が生え、実に風情のあるハビタットを作り出しておりました。