備中沢住民アセス鳥類調査(2009−01−30)

備中沢住民アセスのブログ掲載が滞ってしまいました。
2008年5月からも月一回の調査はずっと継続しています。
その間のネタ、写真もたくさん有るのですが、ここにアップする時間的余裕が無く
現在に至ってしまいました。謹んでお詫び申し上げます。

その間のトピックとして10月にはオシドリ

11月にはミヤマホオジロが確認できました。

そして年は変わり2009年に入り、最初の調査は雨の中の調査となりました。
1月の末といえばもっとも寒い時期です。
例年なら備中沢も沢が完全結氷し、氷の上を歩いての調査となるわけなのですが
今年はそれも無く、崖に連なるツララも見られませんでした。
指先、足先が寒さで痛い、そんな冬はもう来ないのでしょうか?
「ゆでガエル」への道でないことを願ってやみません。

さて今回の調査では、新顔が出ました。
これだけ長期間調査を続けていると、新たな種はなかなか出なくなります。
そんな久々の一種はタヒバリです。

電線に13羽。遠目にはスズメのようでしたが、リーダー高松氏は体型のみでタヒバリの可能性を指摘されました。こんなとき私はデジカメの高倍率を利用し、画像アップで判別の手助けをします。過去に何回もこれで識別をしてきました。(余り自慢にはなりませんね。)

沢筋に入っては、メジロの巣を頭上の小枝に見つけました。
何回も歩いた道の頭上でしたが、葉が茂っていては見えません。
この時期ならではの発見です。
こんな細い枝先にコケを絡めただけのような小さな巣で子育てをするんですね。



今回は悪天候で猛禽は出ませんでしたが1月26日私が単独で沢に入った時、沢の上空でオオタカが見られました。

好天の青空を旋回しながらどんどん高く上がってゆくオオタカはとても美しく、
人を虜にする猛禽の威厳を感じさせてくれました。