ブルーギル

だいぶ暖かくなってきたので、家の前のため池で子供と魚採りを試みました。
江戸時代後期に稲作振興のために水戸藩が造らせたといわれる10,000平方メートルほどのため池です。
新溜という名で呼ばれています。
今この池で一番幅を利かせているのは「ブルーギル」です。


ずいぶん昔に買った小さな四手網を引っ張り出してきました。


この網を入れて翌日にそっと上げてみました。
小さなブルーギルが20匹ほども入っていました。
特に集魚剤などは使っていないので、この1m×1mの網の面積にいたのがこの数です。
もし、この池の全体にこの密度でいたとしたら、10000×20=200000匹!!!!


全くうれしくない大漁ですし、捕獲した外来指定生物は扱いに悩みます。
でも、そもそもこの魚を日本に持ち込んだのはどこかの誰かです。
この子たちに罪はない。これは間違いないことなのです。