新緑と共に

家の前の庭に20年ほど前に植えたエノキがあります。
成長が速いので周りのヤマグリやコナラを追い越して大木になりかかっています。

エノキにはたくさんの虫が付くので植えたのですが、おかげで毎年観察に役立っています。
昨年オオムラサキの小さな幼虫を見つけ、子供と一緒に越冬を見届けていました。
冬場は株元の枯葉をひっくり返して何回も越冬幼虫の存在を確認しました。
幼虫には迷惑だったかもしれませんね。
例年、この眠れる幼虫もエノキの新芽が伸び始める頃になると幹を登り始めます。
ほとんど樹皮の色と同化しているので、運が良くないと見つかりません。
下の写真には写っているのですが分かりますか。

この黄色い矢印のところにいます。

今年はしっかり見つけたので良い年になるかな?・・なことはないですよね。