6月初旬。農園はますますにぎやかです。
「写したい、と思ったときにカメラなし。」
今日も、ゴマダラチョウの産卵を目の前で見ながら、カメラがなく映像を撮り逃がしました。
なかなかカメラを肌身離さずというのも面倒で、つい空身で動き回ってしまいます。(それが当たり前なのですが)
それでも自分で呆れるほどシャッターを切っています。
コンデジのシャッター部はプラスチックメッキなのですがとうとうはげてしまいました。
ほんとに何時仕事をしているのでしょうか私は。???
今日、6月12日のNHKクローズアップ現代をご覧になった方はおいででしょうか。
アメリカの果樹園でポリネーターとして利用していたミツバチに異変が起きているそうです。
多様性を破壊し続ける大規模農業が原因らしいです。
小さくても多様性を大切にすることを最大の目標とするバンビ農園の方向性に裏付けができたような気がしました。
<ヒトツボクロ>
ランの仲間です。葉は一枚しかつかず、それを見ても葉っぱが落ちているとしか見えません。
花には色彩もなく小さくて「私を見て」という自己主張が感じられません。それゆえ愛おしくも感じます。
(一体受粉は誰がしているのか、自家受粉なのでしょうか。)
<ノスリ>
この時期、ディスプレイフライトのようなことをしていたので、私はてっきりハチクマと思い込んでいました。
鳥に詳しい方々に伺ったところ、皆口をそろえて「ノスリ」でした。
少しがっくり。自分の識別力のなさにもがっくり。
<ヤツボシツツハムシ>
ハムシ類は種類も多くマイナーな虫ですが、色彩、デザインは多様で結構さえたものがいます。
このヤツボシツツハムシは昨年ワレモコウの上で見たのですが今年も同じ所にいました。
<ユキノシタの花>
ユキノシタはちょっとじめじめした所に普通に見られる雑草です。
葉はてんぷらなどで食べられます。この花を今年初めて「よ〜く」見てみました。
この写真で御覧のとおり、実に美しい。今まで気がつかなくってゴメン。です。
<コシアキトンボ>
家の前の溜池で繁殖しているトンボの代表格です。
私が小学生の頃、シオカラトンボの次に覚えたトンボでした。<スイカズラ>
農園の周りではほとんど雑木です。何処にでも生えてきてあちこちでこんな花を咲かせています。
花の色が白から黄色に変化するので二色の花がついているように見えます。
別名キンギンカと言うそうです。
<コアジサイ>
ガクアジサイなどと比べると遠慮深い花です。決行くらい林床に生え、花びらもほとんど開きません。
よく見ると小さな打ち上げ花火のようです。好きです。
<モミジイチゴ>
道端に普通に生えていて、畑の行き帰りのおやつにしています。
アリや色々な虫たちも集まっていますが私の食欲にはかないません。
<ムカシヤンマ>
昨年見つけてこのブログにも載せていますが、今年もいました。
余りにも警戒心がないトンボで、今回もシャッターを切っている私の腕で一休みしていました。
<オオヨシキリ>
普通は広い葦原で繁殖するためにわが国にやってくる夏鳥です。
この辺には狭い葦原しかないのですが珍しく姿を見せ、大声でさえずっていました。
大きな口をあけて目立つ所で鳴きます。写真の撮りやすい鳥という評価です。
<オオムラサキのサナギ>
先月の幼虫がさなぎになりました。
羽化前には透けて羽の形が分かるようになるらしいので、是非その瞬間も捉えたいと思っています。
<ヨツキボシカミキリ>
軽トラの中にいました。変な所に変なものがいるということは良くあります。
家の中にマムシがいたこともありました。
<クロスジギンヤンマの産卵>
昨年池を掘ろうと思って作業が途中になっていた畳一枚分ほどの水溜りに来ていました。
小さな池は好まないトンボも多いのですみ分けを考えているのでしょうか。
<ヒョウモンチョウ交尾>
オスとメスです。当たり前ですね。
カメラマンの存在に気づき、どちらかがどちらかをぶら下げて飛んでいってしまいました。
なにヒョウモンか分かり次第追記します。
<○○イトトンボ>
この黒と青のイトトンボは何種類か有って、なかなか識別が出来ません。
セスジイトトンボ辺りが怪しいかなと思うのですが定かではありません。
これも分かり次第。
<クロハナノミ>
前出のホシハナノミの仲間です。こちらは現在大発生中で、ヒメジョオンの花の上にたくさん見られます。
気をつけて見ていないと何の虫だか分からないくらい小さな虫です。
以上まとめて16枚でした。