ニジュウヤホシテントウの被害

「この世に害虫、雑草などというカテゴリーの生物はいない」
そう子ども達にも教育している私です。

全ての生物は、お互いにその数をコントロールし合い、地球生命というもっとも大きな命の恒常性維持のために、生まれ、そして死んでゆく。

その恒常性に一番悪影響を与えているのが、我欲のためにこのシステムに傷をつけている人間なのかもしれません。・・・・・・云々。

と、頭では理解しているつもりなのですが、昨年、今年と続いたニジュウヤホシテントウの大発生には、つい「こいつらは害虫だ」と認識の更新をしそうになってしまいます。

例年、発生の元はジャガイモです。
軟らかくて美味しいいジャガイモの葉が茂ると、彼らはそこで大増殖します。
この葉が7月に入って一気に枯れ上がると、彼らは食べ物を求めて畑中に分散して行きます。

今や、ナス、ピーマン、シシトウ、キュウリ、オクラなどが、彼らの攻撃を受けピンチです。

この猛暑で焼け死んではくれまいかと念じているバンビやんです。



ほんの10分、捕虫網にテントウムシを集めたらこんなにたくさん採れました。
この虫が私達の食料だったら豊作、大漁という評価になるのですが。