2007末〜2008初 農園の動植物。
あけましておめでとうございます。
暖かなお正月です。
家の前の溜池も昨年からほとんど凍らなくなりました。
人類の経済活動による地球温暖化で無いことを願ってやみません。
農園周りの動植物写真がだいぶ貯まりました。
ちょっと迷惑かもしれませんが、年賀状代わりにここでまとめてアップさせていただきます。一挙11枚。
<クロスズメバチ>
12月に入って、このハチが松ノ木に訪花するのを良く見るようになりました。
松の木の何を集めに来ているのでしょうか?
この写真は収穫した白菜の中から出てきたものです。
こんなところで越冬するのでしょうか。
<カワウ>
前の溜池にはウは余りやってきません。餌となる魚についてはブルーギルがたくさん繁殖しているので、私としてはもっとたくさんのウに来てもらいたいものです。
と思っていたら昨日は仲間が増えて5羽になっていました。いいぞいいぞ。
<オオバン>
栃木県ではレッドデータブック記載種です。たくさんの鴨に雑じって、一羽だけでこの溜に暮らしています。泳ぐときに首を前後に振るので遠くからでもよく見分けがつきます。
足が異様に大きいですね。
<カシラダカ>
隣家の庭樹の居心地がいいのか良く群れています。
地味で目立ちませんが寝癖(?)がかわいいです。
<カワラヒワ>
私が一日の多くの時間を過ごす作業場の前でのショットです。
20年物のナツツバキが50本ほど植えてあり鳥たちの休憩所になっています。
昨年はここにベニマシコがよく遊びに来ていたのですが今年はまだ姿を見ません。
<ツチハンミョウ>
ツチハンミョウには何種類かあって、これは多分ヒメツチハンミョウだと思うのですが、
怪しいので<ツチハンミョウ>としておきます。
その生態はなかなか変わっていて、ファーブル昆虫記にも書かれているそうです。
詳しく書かれたサイトがあったので紹介させてもらいます。
http://www.shirane.ac.jp/b_doukoukai/mushi/tsuchihann.htm
<ヒカゲノカズラ>
今回唯一の植物です。
つる性のシダ植物というのがこの植物の解説なのですが、どこがシダなのという感じです。
コケと言われたほうが、そうですか、で済みそうですね。
どこにでも生えているものなのでしょうか?
<モズ>
この辺はモズの適地です。
一年中モズを見ない日はないというくらいたくさんいます。
一度、猫が捕ってきたモズを飼ったことがあります。
“モズちゃん”という余りにも当たり前な名前をつけて飼っていたのですが、元気そうだったのですぐに逃がしてあげました。しばらく後に猫の食べ残したモズの頭だけが落ちていたことがありました。モズちゃんでない事を願いました。
<シメ>
昨年はシメやウソの当たり年でした。
今年はまだ余り姿を見せません。
どのような理由で増えたり減ったりしているのか。これも人のせいで無ければいいのですが。
<ネズミ>
子年の正月二日にねずみを捕まえてしまいました。
ペッタンコは子どもたちに評判が悪いのでカゴワナを使っているのですが、これも後始末が大変です。昔はうちの親など私の目の前でバケツの水につけていましたが、今でもその光景をおぼえている私としてはそんなむげな事は出来ません。
ミッキーマウスもジェリーもネズミでしたよね。
そんなわけで今年は近くの神社に放してやりました。
お供えでも食べて暮らしてくれればと思います。<キツネ>
ホンドギツネというのでしょうか。
この地へ越してきた15年前には、夜「ギャーン、ギャーン」と鳴くキツネの声をよく聞いたものです。
鶏を何羽かやられたこともありました。
けれどここ数年は声を聞くことも姿に出会う事もほとんど無くなっていました。
昨年の暮れから鶏小屋に侵入して悪さをしている動物がいたのですが
私はてっきり前科者の狸とばかり思っていました。
少し懲らしめてやろうと手作りの箱わなをかけたのですが空振りが続いていました。
あきらめかけていた正月の二日にかかっていたのはキツネでした。。
近年のイノシシの増加はキツネの減少と関係があるという説もあります。
生まれたばかりのイノシシ(ウリボウ)がキツネの餌になって、その数をコントロールされているというのです。
そんな話を聞くと、これまたむげに出来ず、「もう悪い事はしないでね」と手を振ってしまう私でした。