小柄な美女に遭遇

10年ほど前に庭に植えたハルニレの樹がずいぶん大きくなり、いろいろな幼虫が付くようになってきたので観察するのが日課になっています。昨年はカラスシジミなどという珍蝶の幼虫など見つけてしまったので、柳の下ならぬハルニレの下を狙っているというわけです。そして今日、幼虫ではなくブルーの地に黒の紋を持つ超美人なカミキリムシ「ラミーカミキリ」を発見してしまいました。元は外来で南方系の種だそうで、栃木県あたりが北限と言われています。温暖化で北上しているので昨年あたりは東北でも見つかっているとか。食草はイラクサ科のカラムシなどらしいのでハルニレには休憩でとまっていたのでしょう。図鑑で見て、いつか会いたいと思っていた憧れの君に、今日出会えたことを報告します。

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庭に来ていたラミーカミキリ