[野菜の話] 玉ねぎ定植
だんだん寒くなってきて、種まき仕事もそろそろ終了です。
作付けで残ったのは、越冬春キャベツの定植と、玉ねぎ苗の定植くらいになりました。
今は玉ねぎの定植に終われています。
玉ねぎの作付けの流れを説明します。
その地の気候にも寄りますが、種まきは9月の上旬頃に行ないます。
育苗期間は約二ヶ月で、定植は10月下旬から十一月初旬にかけて行ないます。
苗の太さが、この時点で割り箸くらいになっているのが理想とされています。
玉ねぎの気難しい所は、ちょっと機嫌を損なうとトウ立ちしてしまうことです。
こうなると玉は太らず硬い芯が出来てしまい、いくら無農薬栽培といっても通用しないものになってしまいます。例えば苗が余りに大き過ぎる場合、畑の肥料分が少なすぎる場合などになるようです。
今年の苗の出来は、紙パックジュースのストローくらいでしたからやや細めでしたが、想定内でした。
植え付けにはバンビ式定植穴あけ機を使っています(写真左下)。垂木を使って作ったものですが一度に4×7=28ヶの植え穴が作れるので結構重宝しています。
肥料は元肥として鶏糞を600キロ/500㎡としました。
全部手撒きなので結構疲れました。
今年は雨が多いので活着もよく、今の所順調な滑り出しです。
植え付け本数は、目標10000本なのですが、現時点で半分の5000本です。
そろそろ腰の痛みが出ているので、達成できるかどうか。
明日も朝から作業の予定です。はやく寝ましょう。