アリモドキカッコウムシ

我が家と畑の間に里山公園が出来ました.

里山公園などと呼んでいいのか分かりませんが,ともかく荒れていた雑木山をきれいに下刈りして,
枯れた松の木も全て伐採し片付けて,その中に砕石を轢いた遊歩道まで整備されています.


今年に入ってからの工事だったので,わずか2ヶ月での突貫工事でした.(結構広いです)
この冬の寒さの中,重労働をこなしていた森林組合の人たちの体力には頭が下がりました.


ちなみにこの工事は,とちぎの元気な森づくり県民税による事業だそうです.
まだ看板などは立っていませんが,早速我が家の子供たちと自然観察がてら,散策をして見ました.

啓蟄を過ぎたとはいえ,まだ昆虫たちの活動は盛り上がっていません.
でもこういう時期だからこそ普段見かけない生き物に出会えるのではないかと目を凝らして探しました.
そして見つけたのが「アリモドキカッコウムシ」でした.

松の木の幹を何匹かが歩き回っていました.
果たして珍しいものなのか,普通種なのか分かりませんが,農園周りでは新発見の昆虫です.
虫の名前は子供用図鑑ですぐ分かりましたが,不思議な名前の虫ですね.

日当たりの良い場所ではショウジョウバカマの花も咲き始めていました.

皆さんも散策にいらしてはいかがでしょうか.