オオミズアオという蛾

鳥、蝶、花、などは国や県のシンボルになったりしているけれど,蛾は聞いたことがありません。
このような差別がいまだ、差別として認識されないというのは、この世に偏見というものは、有って当たり前、ということなのでしょうか。

ところで蛾の中でもオオミズアオという大型の蛾は、その美しさゆえ、多くの人に知られているのではないでしょうか。
ずいぶん前に出羽三山の月山に行ったとき、山小屋の周りがオオミズアオだらけだったことが有って、それはまた、妖気漂う光景でした。

この、オオミズアオを畑の脇の道沿いで見つけました。羽化したばかりのようで、傷一つないその羽根の美しさに、しばし見とれてしまいました。

先日のミヤマセセリは蛾のような蝶でしたが、オオミズアオは蝶にも負けない美しさをもった蛾だと思います。