小柄な美女に遭遇

10年ほど前に庭に植えたハルニレの樹がずいぶん大きくなり、いろいろな幼虫が付くようになってきたので観察するのが日課になっています。昨年はカラスシジミなどという珍蝶の幼虫など見つけてしまったので、柳の下ならぬハルニレの下を狙っているというわけです。そして今日、幼虫ではなくブルーの地に黒の紋を持つ超美人なカミキリムシ「ラミーカミキリ」を発見してしまいました。元は外来で南方系の種だそうで、栃木県あたりが北限と言われています。温暖化で北上しているので昨年あたりは東北でも見つかっているとか。食草はイラクサ科のカラムシなどらしいのでハルニレには休憩でとまっていたのでしょう。図鑑で見て、いつか会いたいと思っていた憧れの君に、今日出会えたことを報告します。

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庭に来ていたラミーカミキリ

 

ジムグリ初認

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バンビ農園産ジムグリ

先日、作業場で卵の調整をしていたところ、足元で猫のマルがコンテナの下を興奮した様子でかりかりし始めました。以前はマムシも入ってきたことがあるので、確認のためコンテナをどかしてみると小さな蛇がいました。体形や模様からマムシでないことは分かったので捕獲しました。何やら妙にオシャレな模様の蛇です。

写真を撮ってからネットで調べたところ「ジムグリ」の若い個体であることが判明しました。にわか仕込みの知識ですが、その紋様を市松模様に見立て「元禄蛇」と呼ばれていたこともあるそうです。

頭部に膨らみが無いのは地面に潜る(地潜り)のに都合が良いから、だそうです。

ちなみに、本州では8種類の蛇が存在するそうですが、今回のジムグリを含めて7種(マムシ、シマヘビ、アオダイショウ、ヤマカガシ、シロマダラ、ヒバカリ、ジムグリ)がバンビ農園で確認されています。

残るはタカチホヘビのみとなりビンゴにリーチがかかっています。

今後は蛇注視です。

溺れていたリンネセイボウ

家の脇に置きっぱなしだったバケツに溺れているリンネセイボウを見つけました。

すぐに救出し、乾かしました。

 

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そして元気になったリンネセイボウです。

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乾いて生き返ったリンネセイボウ

美しいと思わず手を差しのべてしまう昆虫面食いでした。

そういえば先日拾ってきたアカボシゴマダラも羽化してきれいな羽を広げて見せてくれました。

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先の幼虫から羽化した成虫です。

 

 

 

 

畑脇で見つけた美イな幼虫

畑脇に勝手に生えてきたエノキの幼木があります。

エノキはいろいろな幼虫が付くので見守っていました。

そしてこんなのを見つけました。

アカボシゴマダラという外来の蝶です。
成虫もきれいな蝶ですが幼虫もこんなにオシャレです。

きれいだから許しちゃいましょうか。

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ブルーの部分染めがなんとも言えない色気を漂わせています。

 

さっきの話

春が近づきいよいよ畑も多忙な季節になってきました。
どうもここの所体が重くてスイッチが入りません。

今日も夕方になってやっとトラクターにまたがり畑へ出ました。

間もなく日が沈むころ、目の前の畑の中に何やら黒っぽい物体が見えました。

目を凝らしてみると、それはなんと大きな猪ではないですか。

距離は30メートルほどでしょうか。薄暗くなってきたのであまりきれいな写真はとれませんでしたがきっちり確認できるくらいのは撮れました。

こちらをチラ見していますが逃げる様子もなく菊芋の畑を掘りまくって食べています。

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なかなかの大きさです。

 

ずっと見ていると数が増えてきて最終的には同じくらいの大きさのが3匹姿を見せてくれました。襲われたらやばい大きさですがエンジンのかかったトラクターには向かってこないだろうとシャッターを切りまくっていました。

 

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大きなのが全部で3匹いました。

猪の向こうに見えるのは電気柵の線なのですが、暗くならないとスイッチが入らないので明るいうちに入ることを覚えてしまったのかもしれませんね。

 

 

「大寒」・・気温は高いが心は寒い。

この溜池を見ながら20うん年過ごしてきました。

大寒にこんな春のような水面を見るのは初めてです。

近所の人から聞いた、さらに昔の話では子供たちがここでスケートをしたとか。

昨年暮れに一番奥の日陰の部分が少し凍りましたが、その後融けてしまい、現在全く氷は見られません。

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家から見える溜池。ここに住んで20年を超えますが結氷面積0%は新記録!

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日中の気温は15度近くまで上がりました。

地面に生えている雑草も青々としています。私的には政治や経済の問題よりもこっちのほうが重大ニュースと感じているのですが・・。