アズチさん夫妻の夫婦生活

アズチグモの白っぽい♀はよく見かけるクモです。
生態の情報で、オスはメスの体に乗っかって生活している。というのを見ました。
画像もネットでは拝見出来ます。
これはいつか自分も見たいものだ、と思っていたら、いました。畑脇のカヤの葉裏でご夫婦で。

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似てない者夫婦ですね

赤茶色の♂が雌のお尻(腹部)にしっかりとつかまっています。

この時の雌のポーズがなんか変だなと思ったら、脱皮に入りました。

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なんか奥さんの方の様子が変だと思ったら脱皮中だったようです。

脱皮中も離れないでつかまっているのが妙にいじらしく感じました。 

 

小さな強面に遭遇

美人の後に出てくるのは強面です。

とはいっても、自然界の美人局(つつもたせ)ではありませんよ。

ちょっと写真が小さくてわかりづらいかもしれませんが体はハチ風で首から上がカマキリ風の怖っぽい昆虫です。

名をカマキリモドキといいます。

過去に2回くらいしか見たことがないのでそれほど数の多い昆虫ではなさそうです。
バンビ農園の庭で見られたのはラッキーでした。
これもハルニレの樹でした。

 

 

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向こうに見えるハバチの幼虫を狙っていたのだろうか?

 

小柄な美女に遭遇

10年ほど前に庭に植えたハルニレの樹がずいぶん大きくなり、いろいろな幼虫が付くようになってきたので観察するのが日課になっています。昨年はカラスシジミなどという珍蝶の幼虫など見つけてしまったので、柳の下ならぬハルニレの下を狙っているというわけです。そして今日、幼虫ではなくブルーの地に黒の紋を持つ超美人なカミキリムシ「ラミーカミキリ」を発見してしまいました。元は外来で南方系の種だそうで、栃木県あたりが北限と言われています。温暖化で北上しているので昨年あたりは東北でも見つかっているとか。食草はイラクサ科のカラムシなどらしいのでハルニレには休憩でとまっていたのでしょう。図鑑で見て、いつか会いたいと思っていた憧れの君に、今日出会えたことを報告します。

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庭に来ていたラミーカミキリ

 

ジムグリ初認

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バンビ農園産ジムグリ

先日、作業場で卵の調整をしていたところ、足元で猫のマルがコンテナの下を興奮した様子でかりかりし始めました。以前はマムシも入ってきたことがあるので、確認のためコンテナをどかしてみると小さな蛇がいました。体形や模様からマムシでないことは分かったので捕獲しました。何やら妙にオシャレな模様の蛇です。

写真を撮ってからネットで調べたところ「ジムグリ」の若い個体であることが判明しました。にわか仕込みの知識ですが、その紋様を市松模様に見立て「元禄蛇」と呼ばれていたこともあるそうです。

頭部に膨らみが無いのは地面に潜る(地潜り)のに都合が良いから、だそうです。

ちなみに、本州では8種類の蛇が存在するそうですが、今回のジムグリを含めて7種(マムシ、シマヘビ、アオダイショウ、ヤマカガシ、シロマダラ、ヒバカリ、ジムグリ)がバンビ農園で確認されています。

残るはタカチホヘビのみとなりビンゴにリーチがかかっています。

今後は蛇注視です。

溺れていたリンネセイボウ

家の脇に置きっぱなしだったバケツに溺れているリンネセイボウを見つけました。

すぐに救出し、乾かしました。

 

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そして元気になったリンネセイボウです。

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乾いて生き返ったリンネセイボウ

美しいと思わず手を差しのべてしまう昆虫面食いでした。

そういえば先日拾ってきたアカボシゴマダラも羽化してきれいな羽を広げて見せてくれました。

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先の幼虫から羽化した成虫です。

 

 

 

 

畑脇で見つけた美イな幼虫

畑脇に勝手に生えてきたエノキの幼木があります。

エノキはいろいろな幼虫が付くので見守っていました。

そしてこんなのを見つけました。

アカボシゴマダラという外来の蝶です。
成虫もきれいな蝶ですが幼虫もこんなにオシャレです。

きれいだから許しちゃいましょうか。

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ブルーの部分染めがなんとも言えない色気を漂わせています。