スギカミキリ Semanotus japonicus(カミキリムシ科)
*[農園の自然]
薪ストーブ用に製材所からもらってくる端材の中によくカミキリムシが見つかります。
羽化する前の材の中で成虫になっている個体が、材の切断で強制的に外部に出てきてしまうものらしく、自然界での出現時期よりかなり早くに見られることが多いです。
今回も2匹のスギカミキリが見つかりました。体長20ミリほどのと12ミリほどのものです。その大きい方には普通4つあるはずの外翅の黄色い紋が2つしかありません。
ネットで探ってみましたがこのような記録は見当たらなかったのでここに画像をアップさせてもらいます。
こちらは一緒に捕獲した小さい方の斑紋が4つの普通のタイプですが、大きさがかなり小さいのでオスでしょうか。
一応標本にはしておきますので、もし研究用などに必要な方がいましたらコメント覧に連絡ください。標本をお分けします。