トラバサミ騒動・明けて
だいぶ間が開いてしまいました。
実は、昨年秋頃から我が家の一員となったクロネコの「オタマ」という猫がいるのですが、
一晩の無断外泊のあと左後ろ足に大きな傷を作って帰ってきました。
肉がそげて骨が見えるほどでした。(画像省略)5月の末のことでした。
傷から推定されるのは、畑周りに仕掛けられている害獣駆除用のトラバサミによる怪我でしょう。
足先は大きく膨れ上がり、まるで野球のグローブのようになっていました。
自然治癒を期待して様子を見たのですが、傷口から異臭がするようになってしまいました。
そして、3日目に連れて行った動物病院の先生からは、「股関節からの切断」を宣告されました。
私も血流が維持されているとは考えられなかったので「やむなきか」と覚悟するしかないと思いました。
ところが、日本猫の強さか、若さのおかげか、抗生剤投与をしていて3日目に腫れがひき始めたのです。
この時点で再診し、傷口の縫合という決断になりました。(先生は治る確率5分5分と言ってました)
写真は縫合後のものです。
傷口が大きかったため、大きく切開して皮を引っ張っての縫合になったため、20針くらいは縫ってあったでしょうか。
傷口がつながるまでの間は、借りて来たケージの中での暮らしです。
エリザベスカーラーはすぐになれてくれましたが、何をするにも不自由そうでした。
私も便意を察知しては便所に運び、早くよくなるようにと、いつもの倍くらいの値段のご馳走を与えたり、それはそれは気が気でない1ヶ月でした。
それから約1ヵ月後の先日、治療を受けたお医者さんから完治の診断が出ました。
こういう時、親ばかですが、涙が出そうにうれしいものです。
診断の追伸で「ちょっと太りすぎているのでできるだけダイエットを」とのことでした。
美食を粗食に戻せるかな?
というばたばたの1ヶ月明けて。
昨日は台風も通過後、庭のケヤキの枝にこんな美人(イケメン)さんを見つけました。
おそらく「ヤブヤンマ♂」と思われます。
又いつものナチュラリストモードに戻って観察を続けましょう。
ではまた。