小さなクワガタかと思ったら.

家と畑の間の道は,私の大切な自然観察路でもあります.
ほんの300メートルの道のりで今までのどれほどの発見と感動を手にいれたか知れません.
そこに里山公園などが出来てしまったので畑がどんどん遠くなって,
今や,たどり着くのに1時間という事もあります.
この道すがらで,最近見つけたのがこれです.

キンミズヒキの茎に何かの卵がずらっと産み付けられていて,
その卵から小さな虫が孵化してるところでした.
軽トラに積んであったルーペで見ると.大きなはさみのようなアゴ?を持った,まるでクワガタのミニチュアのような虫が見えました.
いじっていたら1匹が糸でぶらさっがので,もしかしたら糸を出しているのかもしれません.

こうなってくると,面白くてくてしようがありません.
家に持って帰って顕微鏡で見たくなります.

顕微鏡の視界に見えたのはこんな虫でした.
いろいろ調べて「キバネツノトンボ」の幼虫という事が判明しました.
小さいながらも,「カッケー!」虫でした.
ちなみに,栃木県では絶滅危惧種に指定されているようです.