[農園の自然]クイナの画像が撮れました。

デジタル系の機械の進化は私たち素人には理解を超えてありがたいものです。
こんなものがあったらいいなと思えば、それはすでに開発されているという具合です。

今回の写真は、知人から借りた、動体センサー付き暗視赤外線カメラで撮りました。
撮ったというより、撮れたの方が正しいですね。
悪用の可能性が高いので、大手メーカーは余りこういう機能のものは作らないようです。
隙間で稼いでいる小さなメーカーと隙間で生きている私たちのような者が需給関係になっている慎ましやかで隠微な世界の産物かもしれません。

このカメラは真っ暗でも動体に反応してシャッターをきります。
カメラは暗いときは赤外線カメラになり、赤外線発光装置がストロボのように前を照らします。
光量のあるときは普通のデジカメとして機能します。動画も撮れます。

このカメラを農園内のクイナが時どき姿を見せる場所にセットしてみました。
翌日回収したカメラからいともたやすくこんな画像が出てきました。

クイナは非常に警戒心が強い鳥なので、その姿をチラッと見ることはあっても、じっくりファインダーで捉えるということはなかなかできないものです。
そんな鳥もこれさえあればオーケーです。

なんて言うと、まるでこのカメラの営業をしているようですね。

一番の問題は狙った被写体がこのカメラの前を横切るかどうかなのです。

今回は、偶然にもそうなりましたが、生息数の少ない動物などを狙ってどこかに設置しても
このカメラの前を歩いてくれなければ絶対にカメラは写真を撮ってはくれません。

ただし、設置しなければ永久に撮れないわけですから、ドキドキしながらファイルを開く楽しみ、
と思えば結構面白いグッズになりますよ。