ムラサキシジミ、ゴイシシジミ、ウラギンシジミ、スミナガシ

今年の夏、農園周辺で見られた蝶です。
他にも、キチョウ、モンシロチョウ、アゲハチョウ、タテハチョウ、セセリチョウ、ジャノメチョウ、ヒカゲチョウ
などの仲間が見られたのですが、写真の出来と見た目で4種のみアップさせていただきます。

私が子ども時代をすごした埼玉の方ではなかなか見られなかった蝶ばかりです。
いまだに見られるとうれしいというのは、成長していないからでしょうか?

<ムラサキシジミ

鶏舎脇に自然に生えてきたシラカシの木に産卵していました。よく見ると幼虫もいました。
幼虫にはアリがたくさんまとわりついていました。これは身体から蜜を出してアリに与え、
幼虫はアリに外敵(寄生蜂など)から守ってもらっているのだそうです。


<ゴイシシジミ

これも鶏舎脇に生えていたコブナクサの葉裏にいました。
幼虫はアブラムシを食べるそうなのでたぶん産卵をしに来ていたのだと思います。
なぜか3日間も同じ場所にとまっていました。産卵した卵を守っていたのかもしれません。


<ウラギンシジミ♀>

先日のブログに書いたのですがフンや腐った果物にくるというこのウラギンシジミ
実に当園のゴミ捨て場脇のドテカボチャの葉にとまっていました。
もっとも、周りにはクズやフジの花があって、これらが食草なのだそうですから、
それが目的だったのかもしれませんが。


<スミナガシ>

地味ですが美しい模様の蝶です。
樹液を吸っていたので写真に納まりましたが、飛ぶ速さはけっこう早く筋肉質の蝶です。
幼虫はアワブキという木の葉を食べますが,その形体は驚きです。
(過去のブログ参照   http://d.hatena.ne.jp/banbiyan/20060801#p1 )