ウソとベニマシコ

今日はバンビ農園のパック野菜の出荷日。

いつに無い暖かい冬で、畑の野菜も痛みが少なく、今だけのことを考えれば、
いい野菜が出荷できて助かっています。
(地球温暖化だったら話は別ですが・・。この心配の声は多くの方から聞きます。)

昨日は夕方、軽トラにニンジンやネギ、ブロッコリー、小松菜、京菜、ダイコン、ヤーコンなどを収穫しました。凍結があるので冬は前日収穫なのです。

ところがこの軽トラを作業場の外に置いたまま、息子の保育園の迎えに行ってしまったものですから、帰ってきたときにはその事をすっかり忘れてしまい、野菜を一晩寒空に放置することになってしまいました。

今までに無い大失敗に、野菜がだめになったかもしれないことと、自分の能力の退化に愕然、暗澹となったのは、朝になって軽トラの前まで来たときのことでした。

ところが、ホントに幸い。+−0度という、この時期にしては大変暖かい朝だったため」、たいした凍結も無く、野菜も時間も無駄にすることなく済んでしまったのでした。

ショックの余韻は引きずっていましたが、何とか余裕を取り戻し、いつもの野菜の調整と箱詰めの作業に取りかかることが出来ました。運がいいんでしょうか。

こんなラッキーのせいで、家周りの鳥を観察する余裕も生まれたようです。
家の前でたむろするベニマシコとウソが目に入りました。

ベニマシコは物干し場の下にあるウコギの木のブッシュの中で休憩中でした。

ウソはナツツバキのてっぺんに止まっていたのに気がついてカメラを構えながら梅の木の影から近づいて行ったところ、ナントその梅の蕾を食べに、私の目の前まで来てくれたのです。こんな近くで撮れたのもビックリでしたし、人を恐れない野鳥はかわいいものです。

やっぱり今日は運がいいのでしょうか。